スーパーマーケットを舞台に人間ドラマが描かれる本作。子役としてブレイクしたものの、現在は売れない役者を続けながらスーパーでアルバイトをする十文字雄三は、レジ係のチーフ・半田君枝の言葉をきっかけに、カゴの中身を通して人の人生を想像するようになる。劇中では、そんな彼のもとにさまざまな事情を抱えた客が訪れることで物語が展開していく。